仕事や学校のPTAなど、インタビューする場面は多くあると思います。
でも、初心者ライターさんの中には、もともと緊張するタイプで、インタビュー取材が決まった段階から、もうすでに緊張している…。
そんな方もいるのではないでしょうか。
今回はそんな人に向けて、どうやったら緊張するライターでもインタビューを成功させることができるか、自分の経験からお話しします。

この記事を書いているまこちとは
大手出版社の編集者から専業主婦、そしてフリーライターへ。
現在はインタビューライター、取材ライター、Webライターとして仕事をしています。
ライターとしてのキャリアは15年以上。
緊張しやすい人がインタビューに成功する6つの秘訣
結論からいうと、緊張しやすいライターがインタビューを成功させるためにはいくつかのポイントがあります。
・インタビュー前の準備を、前日までに完璧にしておく
・集中力が出るように、できるだけ睡眠をしっかりとる
・ICレコーダーの充電を再確認する
・インタビュー当日は、インタビュー以外の仕事は軽めに
・インタビューでは相手の一言一句に集中する
・「今日はとても緊張しています」というお詫びから入る
当日持っている全エネルギーを、1時間ほどのインタビュー時間のためだけに使いましょう。
成功できれば、次回につなげることができます。
とにかく1回に最善を尽くしてください。
私自身、昔から極度に緊張するタイプで、ライターなりたての頃は、いつもインタビューの日には緊張しすぎて体調を崩していました。
20年以上たった今も、やはりインタビューの日は緊張しますが、緊張のために失敗することは少なくなりました。
以下、詳しく説明していきましょう。
インタビュー前の準備を、前日までに完璧にしておく
当日、余計なことを考えて緊張しないためには、前日までの準備が大事になります。
インタビュー直前にちょっとでも不安がわいたら、さらに緊張してしまうからです。
相手の情報をすべて調べあげて、メモしたり質問リストを作ったりしておきましょう。
当日は、緊張してもメモを見ればいいだけにしておき、前日までに完璧に準備をしておいてください。
相手の情報については、「自分の頭で暗記している」だけでは不十分です。
「インタビュー中に見ればすぐに思い出せる」ように、きちんと書面にして書き出すorプリントアウトしてください。
睡眠をしっかりとる
「とうとう明日が本番か…」と思うと、緊張して眠れなくなるのも、緊張しがちなタイプあるあるです。
しかし、インタビュー中に集中できず、会話のキャッチボールができないと本末転倒!
前夜、たとえ眠れなくても、横になってゆっくり休むようにしましょう。
興奮してしまうのはわかりますが、インタビューで集中できるように、しっかりと睡眠をとりましょう。
「しっかり休んだ」と思えば、翌日はなんとなく体調が良いような気がするものです。
ICレコーダーの充電を再確認する
話を聞くことに集中してしまうと、メモがおろそかになりがちです。
それでもしっかりインタビュイーとの会話を録音できるように、ICレコーダーの充電ができているか確認しましょう。
本当は、入れ忘れがないように、前夜のうちに充電したレコーダーをバッグに入れておきたいところです。
インタビューに一番大事なICレコーダー、きちんと充電できていますか?今一度確認してみて。



以前、買ったばかりのICレコーダーを充電していたつもりだったのですが、USBに差し込んだだけでは充電されず、USBに差し込み、OKボタンを押さないと充電されないという仕様でした。
なんと、インタビュー中に充電がゼロという大変なことになりました。
なんとか別の録音機材で乗り切りましたが、慣れていないICレコーダーだと、そんな危機一髪があり得ます。
「コンセントに差した」だけではダメで、「ちゃんと充電できているか」確認してください。
インタビュー当日は、インタビュー以外の仕事は軽めに
インタビュー当日に緊張するのは、仕方ないと思います。
インタビュー相手が大物や有名人だったらなおのこと、緊張しないほうが無理ですから。
ましてやもともと上がり症だったり、心配性の方は、どうしても「失敗したらどうしよう」という気持ちが先に立つことでしょう。
緊張しがちな人は、インタビュー当日は、多くのことを考えないようにし、リラックスするようにします。
インタビュー当日は、別の重い仕事を入れないように調整してください。
ただでさえ仕事が手につかない可能性があるので、インタビュー前の仕事はさらっと手を抜き気味に流しましょう!
インタビューでは相手の一言一句に集中する
インタビューの真っ最中は、相手の話を聞くことで必死になるので緊張する余裕はないはず。
インタビュー前にどれだけリラックスして、自分の緊張をほぐせるかが大事です。
「大丈夫、本番は落ち着いて話せばいいだけ」
「インタビュー中に相手の話をきちんと聞ければ満点」
と考えてください。そして、インタビューが始まったら、相手に集中するのです。
インタビューで相手が気を許してとっておきの話をしてくれたり、笑顔をみせてくれたら成功は目前です!
インタビュー中は、質問リストをもとに、取りこぼしないようにやり取りを重ねていきましょう。
「今日はとても緊張しています」というお詫びから入る
インタビュイーを前に緊張しすぎてしどろもどろになってしまうなら、もういっそのこと、「今日はすごく緊張しています、すみません」と告白してしまうのもひとつの手です。
インタビュー慣れしている有名人なら「大丈夫ですよ」と言ってくれる余裕がある人もいます。
またインタビュー慣れしていない方の場合は「私も結構緊張してるんです、同じですね(笑)」と場が和むことも!
緊張しやすいからといって、インタビュアーとして失格なわけではありません。
インタビュイーを前にしたら、素の自分をさらけ出して、勇気をもってインタビューをスタートさせましょう。
昔と今、緊張しやすいインタビューライターはどう変わったか
ライターの私は、もともとすごく緊張するタイプでした。
・前夜は当然眠れない。
・当日は食事がのどを通らない。
・インタビューする前に、カメラマンと雑談を交わすことも無理なほど緊張している。
・インタビュー中は必死にメモを取る。
・インタビュー後はヘトヘトに疲れて、話もできない。
・会社に戻っても仕事ができないでふわふわした感じ。
・さっさと帰って、倒れ込むように熟睡する。ときには緊張しすぎたせいで熱が出る。
誰をインタビューするにしても緊張しましたが、特に有名人ともなると、前夜から気負い過ぎて疲れ果てて、どうにもなりませんでした。
でも、実際にインタビューが始まり、思ってもいなかったようないい言葉が聞けて、それを記事にできると疲れも吹き飛びました。
あれから30年ほどたって、今の私はというと…。
・やっぱり緊張するが、前夜は眠れる。
・前夜も、当日の朝もきちんと食事できる。
・直前まで質問リストを見ながら、「失敗したらどうしよう」と思って緊張するのは変わらず。
・インタビュー後はそこまで体調不良にならず、帰宅して料理を作れるメンタルは残っている。
ここまで成長しました。



今も緊張します。でも、昔より疲れなくなりました。
そして、インタビュイーからすごくいい話が聞けると鳥肌が立ちます。
記事にできて人に読んでもらうと嬉しくなります。
「ああ、この人のこんな素顔を見せてもらえたんだ…。インタビューできてよかった」
毎回毎回のそんな経験が、いつも私の原動力になっています。
まとめ
緊張するタイプは、インタビュー取材がうまくいかないかというと、そうとも言えません。
緊張しない人よりは対策が必要ですが、今回お話しした6つの秘訣を守れば、きっと成功します。
・インタビュー前の準備を、前日までに完璧にしておく
・集中力が出るように、できるだけ睡眠をしっかりとる
・ICレコーダーの充電を再確認する
・インタビュー当日は、インタビュー以外の仕事は軽めに
・インタビューでは相手の一言一句に集中する
・「今日はとても緊張しています」というお詫びから入る
今でも緊張する私ですが、緊張する分、毎回毎回全力でインタビューに臨んでいます。
準備に時間はかかりますが、常に全力なので、1回として適当なインタビューはしていないと断言できます!
全力でインタビューできれば、きっといい記事が書けることでしょう。
万全の体制で、いいインタビューにしてくださいね。






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